企業の森づくりボランティア活動の中間報告4 (11.02.09)
2010年冬からの企業の森の活動を報告します。
第10回(10.12.18) :冬至も迫っています。今年最後の山入りです。
沢筋は植林をしていないので明るく植生豊かなところであります。今回この沢筋を刈り払いすることにしました。ここはヒノキの実生からの自然生えが見られるほかヒメヤシャブシが山の栄養のため植えられています。そのほか多様な広葉樹の幼木が生えています。それらに注意しながらそれでもススキ群落の高茎以下の草本は思い切って刈り払いしました。貧栄養にし、多様な植物の森にしたいので、この刈り払い屑は本当は持ち出したいのですが、禁止されているため出来ません。これがどうなるかは今のところ専門家がいないのが残念です。一応山にしてまとめておくのがよいと思います。
新たな区画で林分調査を行ないました。結果はまたも間伐の必要なしです。広葉樹を伐らずに植林をしため、陰になったり、邪魔になったりして成長が遅いためと考えられます。今後は除伐や枝打ちをしばらく続けます。
作業は沢の刈り払いのほか沢の西側の枝打ち、除伐をしました。
今日は会社の費用で豪華な昼食が出るということで一同張り切りました。お目当てのとろろ定食を食すべく出かけましたが、散々探した挙句、残念!その店は閉店していました。
第11回(11.01.22) :大寒直後の寒さです。16日の大雪がまだ残っていました。今年初の入山です。
前回刈り払いをした沢筋は見通しがよくなり、さっぱりとしました(右上写真)。ここには治山ダムが何基かあります。刈り払いはまだ上のほうは済んでいませんが、東側の尾根からの斜面の枝打ちがまだ済んでいないので今回はここを集中的にやることにしました。ここは北斜面ですので、沿道や森でもギャップのところはかなり雪が残っていました。枝にはさすがにありませんでしたので私たちは雪を被らずに済みました。枝打ちを進めていく間かなりの数のヒノキの幼木?が広葉樹や潅木に負けているのがよく分かります。まだまだ枝打ちが済んでいない区域も多く、協定の3年間に全て済ませなければなりません。
前回、笹が生い茂っているところを刈り払って実験区を作りました。これからもしばらく刈り払いを続け、植生の様子を見ます(右下写真)。
企業の森に参加している社員は農業も好きな人が多く、この森にある落ち葉は腐葉土や堆肥として魅力的であると思っています。そこで堆肥はたとえば外から鶏糞やヌカなど持ち込みますからやめて、今回は純粋に里山の落ち葉掻きの要領で沿道の落ち葉を中心にこれを集め森に堆積し、シートをかぶせて腐葉土作りに挑戦しました。巷に言ういろいろなものを入れないで造るのですからうまくいくかな?いや自然の森の作用であれば黒い腐葉土は1cmの厚さになるには400年もかかるという。そんな簡単に行かないでしょう。