09年7月、瀬戸は白岩の県有林での「企業の森づくり」の協定を愛知県と締結しました。その後の活動を報告します。この活動は社員のサークルである徳倉・森の会が行っているものです。
第1回(09.08.06) :協定締結直後、担当者で下見と学習
愛知県県有林事務所職員の方の現地指導をお願いしました。注意事項をはじめ、林分調査の手法や、間伐、除伐、枝打ちの方法や樹種、草本の名前などを教えていただきました。つぎに協定区域の現地特定です。15000uの狭い区域ですが、伐開しながらテープを張りました。かなり急峻なところもあり、とりあえずは道路沿いの緩やかな斜面から活動をすることにしました。活動時間10:00〜12:00、参加者は担当の5名でした。
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協定区域の現地特定
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緑陰で反省会
第2回(09.08.22) :社員が本格的に参加した記念すべき第1回の活動日です。
参加者を2班に分けて、毎木林分調査です。この森はヒノキと背丈の高い広葉樹との混交になっており、比較的暗いところを対象区画として選定しました。まず除伐するべきヒノキを切り、樹高の目安と年輪による樹齢を調べました。樹高調査は手作りの樹高計やスタッフを用いましたがこれが一番苦労しました。途中で雨が降ってきて野帳が濡れ、泣きたくなりましたが、それでも何とか終えました。林分調査の結果は別表の通りです。広葉樹の日陰になっているためか成長が遅く間伐本数は0と出ました。この次は少し明るいところで行います。作業終了後近くの温泉で汗を流しました。活動時間9:00〜12:00、参加者は1組の夫婦を含め14名。
みなの感想は、
・きらめく木漏れ日、心地よい葉ずれの音、フィトンチッドの香、木肌の感触、心地よい汗、達成感・・・五感が癒されるなァ。
・事務局として悪天候にもかかわらず、メンバー以外の参加者も来て頂き、活動は成功したと思うので、ほっとしました。また、活動後の温泉が最高でした。将来的には家族を連れて行ける活動に出来たらと思います。
・枝打ち等少し手を入れただけで目の前の景観が変わったことの発見。
・共同作業の満足感。
・実際に現地に入って、皆が身近に感じ、親近感が生まれた。
・いい汗の後のいい湯といい○○で幸福感が得られた。
・普段と違った同僚の姿、動きにより親近感が生まれた、等々。
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林分調査の事前説明
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10m*10mの区画づくり
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対象木に目印
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樹高の測定
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除伐
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温泉へ行く前の疲れた面々
| 簡易林分調査表 | 企業の森づくり | 徳倉建設 |
| 樹種:ヒノキ |
| 調査日:2009.8.22 |
| 区画:10m*10m |
| 調査担当:本守・小平 班 藤井夫妻、青山、黒野、有村 |
| 直径 | 本数 | 樹高 | 摘要 |
| a(cm) | b(本) | c(m) | 項目 | 算式 | | 数値 | 単位 |
| 4 | 1 | 4.8 | 調査面積 | h | | 0.01 | ha |
| 6 | 6 | 6.3 | 林齢 | | | 16 | 年 |
| 8 | 13 | 7.2 | ha当り本数 | i | f / h | 2100 | 本 |
| 10 | 1 | 8 | (平均樹幹距離) | s | = 100 *  | 2.2 | m |
| 12 | | | 平均直径 | j | 蚤b / f | 7.3 | cm |
| 14 | | | 樹高 平均 | k | 巴c / f | 6.9 | m |
| 16 | | | 上層(*1) | l | 巴'c' / f' | 7.6 | m |
| 18 | | | 枝下高 | | | 2.0 | m |
| 20 | | | 地位指数(*2) | | 地位指数曲線図から | 18.0 | % |
| 22 | | | 相対樹幹比(密度) | Sr | (100 * ) / l * 100 | 28.7 | % |
| | | | 適正立木本数 | m | (10000 / (Sr * l))**2 | 2100 | 本/ha |
| | | | | n | m/100 | 21 | 本/区画 |
| | | | 間伐本数 | | f-n | 0 | 本/区画 |
| | | | 林分形状比 | o | l / j * 100 | 103.6 | % |
| 合計f | 21 | | | | | | |
| 直径階上位から1/3 合計 | *1:直径階上位から1/3の平均樹高 *2:40年時の上層樹高 |
第3回(09.11.03):文化の日です。本格的育森活動の開始です。
前回の林分調査の結果、今回は再度の林分調査と当面の作業は枝打ち、除伐、下草刈としました。
また間伐は当面しないということなので作業の安全を考えチェンソーは使用しないで手鋸と鎌だけにしました。道路そばのヒノキ以外の潅木のなす景観の整斉は次の秋の観察を待って考えることとし、今回は道路から20mの幅を残してそれから奥の枝打ち、除伐を行う計画としました。またシイタケ栽培を計画しましたのでコナラを切って「ほだ木」も作りました。手鋸でのコナラ切りは時間がかかり苦労しました。しかしシイタケが実ることを想像しみんながんばりました。適齢期となった枝打ちは快調に進み、20mの幅ではありますが少し見通しが良くなった気がし、とっても気持ちが良くなりました。活動時間9:00〜13:00、参加者は10名
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枝打ち前
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枝打ち後
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枝打ち作業
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クヌギを手鋸で伐採
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シイタケほだ木
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余裕が出てきた集合写真
第4回(09.12.12):枝打ち・除伐の継続とクヌギを伐採してシイタケの菌打ち
前回の続きです。さらに奥行20mの枝打ち、除伐です。またたく間に作業は終わりました。今回は少し違う明るい場所で林分調査を行いました。この区画はヒノキの成長がよく数本の間伐が必要という結論が出ました。しかしこの程度では除伐で事足りることとなります。
さて、しいたけの菌打ちですが、社に名人がいます。この名人の指導の下に始めましたが、ドリルのバッテリーが上がってしまって1本だけとなりました。残念!次回に完成させましょう。今回は社員の奥さんのエプロン姿での参加がありました。今年の秋は社員家族が出てシイタケ狩りをすることを楽しみにしております。
活動時間9:00〜12:00、参加者は一組の夫婦を含め12名。
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20m幅の枝打ちゾーン
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枝打ち作業
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枝打ち後(見通しが良くなった)
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シイタケ菌打ち
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残りは次回にしよう
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達成感の集合写真(先に帰った人もいる)