企業の森づくりボランティア活動
Forest conservation volunteer activity

企業の森づくり

第19回 (12.09.08):新たな活動エリアの開拓!!

2ヶ月半ぶりの山入りです。今回は13名の参加があり、本店長を始め土木の現場職員も多く参加いただきました。今までの活動延べ参加者数は166名となり、社内的に認知されつつあります。今回は初めての参加者も多いことから、活動前にエリアの位置と活動内容の説明を行いました。
今回は愛知県との協定書延長の契約を結び、最初の活動となります。平成24年7月27日から平成27年7月26日までの契約で、今までの1.5ha から5.0ha と、3倍以上の面積を整備するものです。以前の活動報告でも触れましたが、急峻な地形が多く、昇り降りするだけでも大変な場所です。
事前の天気予報では降雨も予想されましたが、晴れ男が多いため天候が崩れることなく、活動を行うことができました。今回は以下の二手に分かれて活動を行いました。

(1)新活動エリアでの枝打ち
新たな活動エリア内であるため、枝打ちを行う箇所が多くありました。本活動を通じて枝打ちファンは密かに増えつつあり、皆さん一斉に枝打ちを行っていきます。ただ、斜面であることから、足元に十分注意しながらの作業です。参加者が多いせいか、一気に視界が開けていきます。活動前は日中にも関わらず真っ暗な森の中でしたが、枝打ち後光が差し込み、遠くで作業を行っている方も見えてきます。枝打ち箇所はまだまだたくさんあります。やったことがある人にしか分からない枝打ちの魅力を体験してみませんか?

(2)新活動エリアでの林分調査
新活動エリア内で10m×10mの区分をテープで明示し、林分調査を行いました。調査は若手の精鋭軍団で結成され、選抜?された5名で楽しく行いました。調査箇所はなぜか厳しい斜面を選択、斜長を考え、区画を測量しました。
過去に行った林分調査では、間伐の必要がない結果でした。そのため森林整備活動として、下枝打ち、除伐、下草刈りが主な作業でした。今回の行った調査結果から新活動エリアでは間伐の必要があることが分かりました。 理由として、前回のエリアに比べ、樹高が高い、太い、密集している、ことが挙げられます。次回の活動から間伐を含めた活動を計画しますので、木を切る楽しさも魅力の一つと考えています(林分調査表参考)。

その他として、新活動エリア近郊には天然のシイタケが生えており、トゲがたくさんあるものや全身真白なものがありました。今回のエリアでもシイタケ栽培をしてみようかと思います。
次回は11月10日(土)を予定しています。紅葉の秋となり、観光にはもってこいの時期となりますので、是非参加してみて下さい。

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