PW工法・マグネライン 工事事例                        
  マグネラインにライニング材と同様の効果があることを実証!
   劣化した水路トンネルなどにライニング材を塗布する場合、補修・補強をポリマーセメントで施工した後、必要とする通水能を得るために表面処理剤を塗布する場合があります。一般的に水路の通水能は、水路の勾配や断面形状が定められている場合、水路の粗度係数によって決まります。
 当社はポリマーセメントであるマグネラインの粗度係数を明らかにする為、大学の水理実験装置を利用して平成13年7月から8月にかけて水理実験を行いました。
 
  実験手順    
実験装置全景
実験装置全景
   実験目的は、開水路における種々の水路表面・材料の粗度係数を明らかにする事です。
 順次、水路表面を変化させて各ケースで水路勾配・流速・水深・流量・流速分布を測定し、マニングの平均流速公式を用いて粗度係数を求めました。

 変化させた水路表面条件の内、代表例を以下に示します。
 
        コンクリート面
2次製品コンクリート板を使用
コンクリート面が平滑で良好なモデル
   
          モルタル修復面
劣化させたコンクリート面にマグネラインを吹付け後、モルタルで下地処置
軽度に劣化したモデル
   
          マグネラインコテ塗り面
マグネラインをコテ塗りし、表面を金ゴテ仕上げ
マグネラインによる金ゴテ仕上げのモデル
   
    実験状況(動画) 画像をクリックすると流水中の
動画が見られます。
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        実験勾配設定 水深測定        
        実験勾配設定 水深測定        
  流量測定   流速分布測定
        流量測定     流速分布測定        
実験結果
  マニングの粗度係数  
   実験から得られたマニングの粗度係数をまとめたものが上記の表です。粗度係数が小さいほど、表面が滑らかで通水能は大きくなります。表から、マグネラインコテ仕上げを行えば打ち放しコンクリート面と同程度まで粗度係数を向上させることができることがわかります。つまり、老朽化した水路トンネルなどの対象物に要求される粗度係数がマグネラインの粗度係数で確保できる場合、マグネラインでコンクリート面を補修・補強を行えば、仕上げ材として改めてライニング材を塗布する必要のない場合もあり得ることがわかりました。      
                                 
徳倉建設 株式会社